ユークリッド幾何学

哲学的・宗教的観点から見た場合、
宇宙全体の一部でありながら全体と類似したものを「小宇宙」と
呼ぶのに対して、宇宙全体のことを「大宇宙」と呼ぶ。
こうした理論体系を構築した背景には神学的な意図があったとも
指摘されている。ニュートンが同著でユークリッド幾何学
用いつつ絶対空間・絶対時間という概念を導入したため、
その後西欧では多くの人々が宇宙を無限に均一に広がる空間だと
見なすようになった。しかも静的で安定的なものだと考えていた。

ということである。わずか4100万光年の距離を光が進むのに138億年もの
時間を費やしたのは宇宙の膨張が地球への接近を阻んだ
ためである(これは、流れの速い川を上流へ向かう船がなかなか前に
進めないことと似ている。宇宙空間の膨張は一般相対性理論より導かれる。
よって電磁波の媒質である空間の膨張により地球を基点としたときの、
地球から離れた場所にある光の速度が変化しても特殊相対性理論
おける「光速度不変の法則」とは矛盾しない)。

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